パレクセル・インターナショナルはやばい? 会社、社員の口コミ(クチコミ)と転職の評判 離職率、年収一覧

企業評判

パレクセル・インターナショナル株式会社の企業の転職口コミや社員の評判、休日、仕事のやりがい、年収、社風、評価など一覧で転職の掲載情報を紹介します。はIQVIAと並んでグローバル展開に成功しているCROとなり、アメリカ系の外資企業となります。それがゆえに、給料も高水準なのですが、実際の就業環境はどうなっているのでしょうか?

CROとは?どのような業種なのか?

CROとは「Contract Research Organization」の略で、日本語では「医薬品開発業務受託機関」と呼ばれています。製薬業界では以下の記事でも紹介している通り、外注化を進めており、近年コストカットをする傾向が強くなっており、CRO業界への需要が高まっています。CRO企業は製薬会社から治験業務を代行する下請け会社になります。主に臨床開発の仕事を代行することが多く、CRA、データマネジメント、統計解析、メディカルライティングなどの業務を行っています。

パレクセルインターナショナル会社概要、基本情報

パレクセル・インターナショナル(parexel japan)は1997年に設立。アメリカのボストンに本社を構えるグローバルCRO企業です。日本支社は東京都中央区新川の茅場町タワーにあり、東京でも人気企業であり投稿も口コミサイトに多数あります。外資系なので給与も高く、良い評価も多く見受けられます。受託業務をしています。エスアールディ、リニカル、マイクロン、新日本科学、株式会社エスアールエルなどが競合他社にあります。気になれば後で求人情報を見てみましょう。CROの人気ランキングでもトップの会社です。整った制度で働きやすいです。

会社名パレクセルインターナショナル株式会社
本社所在地東京都中央区新川1丁目21−2
設立1997
資本金1,000万円
従業員数1,200名
平均年収350万円~1,000万円
株主
業種CRO(医薬品開発支援)事業
URLHome

パレクセルインターナショナルとCRO企業大手の比較

パレクセルインターナショナルは世界で最大級のCRO企業になります。アメリカの会社で、IQVIAと並び日本に進出している外資企業としては日本で最大級。日系のシミックやイーピーエスと比べると総合して圧倒的に給料が高いのがメリットと言えるでしょう。CROのなかでも実際のワークで出来る方は高い給与がもらえます。

会社名資本金従業員数平均月収
イーピーエス株式会社1億円6,716名440万円~600万円
シミック株式会社1億円2,428名350万円~700万円
IQVIA株式会社(日本支社)39億5,100万円4,908名450万円~1,000万円
パレクセルインターナショナル株式会社(日本支社)1,000万円1,200名350万円~1,000万円

パレクセルインターナショナルはやばい?評判は?

パレクセルは世界でも最大級のCRO企業になります、それがゆえに志望する方も多いのですが、内情としてはどうなのでしょうか?外資ならではの厳しさが特徴です。現職で在籍している社員の転職口コミサイトの報告、投稿、回答をもとにユーザーの情報を紹介します。新卒や中途でも入社しています。時期によって求人の量は違います。ギャップもあるかもしれないのでwebの口コミを機会があるときにみましょう。

男女比、平均年齢

男性社員と女性社員の比率は4:6で女性の方が多いです。公式情報によると平均年齢は38歳で主力は30代です。新卒から働いている社員もいて20代も多数います。管理職は40代、50代が多くなります。雇用形態は正社員が多いですが契約社員、派遣社員、アルバイトもいます。20代後半や30代前半でチームリーダーもいますので不満もなく成長性が期待できます。回答者の内容は以下のようなものがあります。

平均年齢は38歳、男女比率は4対6で、女性の割合が若干高くなっています。仕事をするうえで、性別、年齢、国籍、文化的背景などは一切関係なく、誰もが平等にキャリア開発できる環境です。

引用元:パレクセル公式

昇給しない

これはCRO業界全体の問題になっている深刻な課題です。経営者の努力不足により、従業員は昇給しません。基本給はとても高いですが、昇給額は年で数千円程度でやる気を徐々に失っていく社員が多いです。そのためCROは世界的にも転職して給料を上げていくという文化があります。それゆえ、人は長く居つかない文化が染みついてしまっているのです。昇給していくには昇格と昇進が必須です。

近年CRAの昇給が実施され、業界水準よりも基本給が高く設定されている一方、昇給幅は小さくなり昇給のためには昇格、昇進が必要。

引用元:Openwork

離職率、平均勤続年数

上記のようなこともあり、CRO企業はどうしても離職率が高めになります。パレクセルの求人掲載を見ていると、離職率は7%前後と言われていますが、同業他社であるIQVIAに比べるとリストラの可能性は低めです。ただし日系の会社ほど甘くはないため、リストラなども起こります。仕事ができない社員などは特に注意が必要でしょう。平均勤続年数は不明。

英語力

外資企業におけるポイントは英語です。担当者は全体的には英語力を求められます。外国とのミーティングもありますし、社内文書も英語ですので、アレルギーがある方には向いていません。また外国転勤の可能性もあります。成長できる環境です。臨床試験や製品のスペシャリストとして働きがいがあります。オフィスは綺麗で茅場町で毎日働けます。

職務上英語が必要なため、英語力や語学に優れた方の採用実績が良いと思うのでそれに伴う研修も幅を広げて改善するのが良いと思う。

引用元:転職会議

就職難易度、面接選考

同業他社の大手企業に比べると、パレクセルインターナショナルの場合は他のCROより入社難易度が高いのがネックです。これはパレクセルの日本支社がそれほど人数が多くないため、採用人数も少なく、採用活動を行う頻度もとても低いからです。それゆえに、同業他社と比べると就職難易度が高い傾向にあります。この会社に就職したい場合は当ブログでも紹介している転職エージェントに登録が必須です。面接選考では英語力と実務経験の有無に突っ込まれます。医療現場の経験は優遇され看護師、薬剤師からの転職組は多いです。

選考難易度4.0/5​​.0

引用元:就活会議

社風、評価制度

パレクセルは配属により、社内で非常に風通しがよいので自由に意見を言えるような環境にあるようです。グローバル企業なので実力主義で性かで評価をされます。意外とガツガツしておらず、ゆったりした雰囲気のある職場です。上司、マネージャー、人事評価制度は部署によって違うようです。やりがいによって合うあわないがあるでしょう。役職が付くと残業が増えます。

風通しはよい。挑戦したいと声を上げればチャレンジさせてくれる社風である。組織体制・コミュニケーション:話しやすい上司が多かった。

引用元:ライトハウス

福利厚生は製薬企業に劣る

どうしてもCROは基本、製薬企業に比べると福利厚生の面では大きく劣ります。製薬企業大手の中外製薬などと比べてもその差は歴然としています。休日は土日で年間休日は120日以上。研修、教育制度もありますがメーカーに比べると少ないです。個人で申請することで時短制度、育休、育児、産休制度もあります。残業代なども支給されてます。社員は賞与も支給されます。

パレクセル通勤費全額支給、育児・介護関連制度、
時短勤務制度、在宅勤務制度、退職金制度
中外製薬住宅貸付、一般貸付、財形貯蓄、社員持株会、ウエルネットクラブ(共済会)、
独身寮、社宅、テニスコート、グラウンド、全国各地のリゾート施設に契約加入、
社会保険完備福利厚生手当、外勤手当、遠隔地エリア手当、スマートワーク手当、
通勤費全額支給ほか

平均年収、給料は高い

パレクセルは給与水準がサービスの業界ではトップレベルです。給料テーブルがとても高い水準になっており、シミックやイーピーエスよりもはるかに高い水準になっています。ただし職種によってかなり差があります出の注意しましょう。MR、解析、CRAモニターなどは高給ですが、購買、DMなどは普通レベルの年収になります。また内資と比べて解雇されるリスクも高いのが実態です。

パレクセルインターナショナル株式会社の平均年収は、約346万円 (購買) 〜1588万円 (医師) です。 

引用元: Indeed

残業時間

外資企業と言うと勤務時間にがつがつは働くイメージが強いでしょうが意外と残業は少ないのでワークライフバランスは良い状況です。しかしプロジェクトによっては外れを引いてしまい、深夜残業している社員もいます。フレックスも導入され、休暇、有給消化率は80%を超えていますのでかなり取得してます。リモートも導入されていますのでかなり楽な印象です。2020年、2021年、2022年となるにつれて稼働は安定傾向。

残業時間(月間). 13.5 h

有給休暇消化率. 80.4 %.

引用元:Openwork

薬剤師がパレクセルインターナショナルへ転職する方法

以上のようにパレクセルには逆風も吹いていますが、転職したがる方も多いです。それでは転職をしていくにはどうしたらいいでしょうか。以下のような特徴を抑えて転職するのがいいです。たくさんマッチングするには、情報の収集、調査、各種の研究をしたうえで今すぐ挑戦しましょう。社会人だとマッチするためには正確に企業研究が必要。内定までは志望動機もしっかり考えましょう。

外資系

パレクセルはアメリカ系外資企業になります。年齢や性別で差別されない環境で働きたい人にとっては理想的な会社です。また、しっかり外国勤務制度も充実しています、外国で勤務を目指している担当にとっては理想的な企業と言えるでしょう。スタッフは強みを活かして医薬品や新薬において最新の試験で積極的に活躍できます。

ステップアップを狙う

給料も高い製薬会社へいきなりいければベストですが、近年は製薬会社はリストラが多く、倍率も高いため、なかなか未経験では難しいです。まずはCRO企業でキャリアを積んでからステップアップをしていくことが好ましいです。難しければエージェントなどに登録してキャリアチェンジもしてみましょう。営業、教育、人事、経営、IT、事務、企画などチャレンジができます。国立病院機構、食品、化学、福祉などほかの業界の挑戦も可能です。

実務能力

製薬会社は自社の業務をどんどん外注していますので、CROとしては効率よく実務能力が問われることになります。グループで仕事の内容を理解し、実務能力を上げていけば、同業他社、さらには製薬企業への転職の可能性が見えてきます。カテゴリにもよりますがみんなフルで働いています。

狙い目の職種

薬剤師が転職するとなれば、臨床開発(CRA、DM、薬事)がねらい目になるでしょう。どの職も専門性が高いため、今までのキャリアの延長で仕事ができるような職種を狙うのがポイントです。未経験でも採用してくれる部門は存在します。システムなどの部署もありますが地域によっては団体職員、管理などからの異業種から転職でポジションはありません。基本的に看護や医療法人などからの転職であればチャンスはあります。

どうやって求人を探す?

製薬業界の場合、そもそも一般の求人サイトでは求人がないケースがほとんど。専門の転職エージェントに登録したほうが求人情報の紹介をもらえるので登録することがおすすめです。専門性が高いので、専門で取り扱っているエージェントが最適です。応募のさいはサポートを受けて転職成功させましょう。

以下の転職エージェントの一覧を情報としてまとめたので参考にしてみてください。無料で利用ができます。会員登録をしたらログインをして時間があるときに活動ができます。まずは利用規約やガイドライン、ポリシーもチェックしてください。

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