中外製薬の評判はやばい? 就活、会社の口コミ一覧 リストラと年収

企業評判

日本の中外製薬株式会社の企業の口コミや社員の評判、年収給与、働く社風環境、転職において知るべき掲載情報を一覧で紹介します。中外製薬と言えば、国内の製薬企業の中でトップ5に入るほどの超有名企業です。そのため、この会社に転職していく方もとても多く、人気があるのですが、良い所ばかりではありません。どのようなリスクがあるのでしょうか?

中外製薬株式会社の会社概要、基本情報

中外製薬株式会社(chugai pharm)は1943年に東京都で設立された製薬、医薬品メーカーです。人気企業なので、口コミサイトにも多数の投稿があります。全国に拠点を持っているため、地方でも工場があり就業している方がいます。競合他社には第一三共株式会社、田辺三菱製薬、武田薬品工業、ノバルティスファーマ、イーライリリー、エーザイ、アステラス製薬株式会社、塩野義製薬、協和キリン株式会社などがあり、企業情報は以下のようになります。

会社名中外製薬株式会社
本社所在地東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号
設立1943
資本金732億200万円
売上金9997億59百万円
従業員数7,664名
平均年収1156万円
グループ会社
業種医薬品開発
URLHome

世界の製薬会社売り上げランキング 2022

2022年度の世界の製薬企業売り上げランキングでは中外は圏外になっており世界的には無名の会社ですが、親会社がロシュのため、かなり体力のある会社と言えるでしょう。ホワイトな会社なので人材は体験を通して技術や知識を身につけられ、機会があれば成長して専門性が高まります。オンコロジーの領域に強みがあります。当社は小林製薬株式会社、大塚製薬、協和キリン、久光製薬、持田製薬、武田薬品工業株式会社等と並ぶ大手です。

No会社売り上げ
1ファイザー812.9億ドル
2ロシュ687.0億ドル
3アッヴィ562.0億ドル
4J&J520.8億ドル
5ノバルティス516.3億ドル
6メルク487.4億ドル
7GSK469.1億ドル
8ブリストル463.9億ドル
9サノフィ446.7億ドル
10アストラゼネカ374.2億ドル

引用元 : Answers

中外製薬はやばい?評判はどうなっている?

中外製薬は売り上げもとても安定していますから安泰と言えるでしょうが、webのGoogle検索でも「やばい」という言葉が飛び交っています。これから中外製薬に転職を検討している薬剤師は参考にしておくといいでしょう。在籍している社員の投稿、報告、回答をもとに評判や理由を解説します。新卒や中途でも入社して活躍しています。続きが興味がある方は転職会議なども合わせて見ると良いです。気になれば後で求人情報を見てみましょう。

男女比と平均年齢

性別データで見ると、男女比は比較的バランスが取れており、男性も女性も均等に所属しております。平均年齢は40代となっておりますが、新卒採用、中途採用もしているため、20代や30代もいます。管理職は50代以降に多い傾向にあります。30代前半や30代後半が主力で主任などにもなっています。部長、課長や主任などマネージャーのカテゴリを選択してなると個人レベルで残業は増えていく印象。

過去3年分の採用男女比は、男性56.3:女性43.7となりました。

引用元:就活の教科書

平均年齢. 43歳5ヶ月

引用元:中外製薬

社風と評価制度

社風や風土はとても風通しがよく落ち着いた雰囲気があります。理系社員が多いということもあり、大人しい方が多いです。上司、人事評価制度は役割や成果に応じた評価制度となり年功序列制度が崩壊しました。中外は他の製薬企業と比べると実力主義の傾向が強いです。何もしない人は生き残れない会社なので、実力のない方には厳しい会社と言われています。役職がついていくと、給料も1000万円越えとなり、1500万円以上もらっている管理職もたくさんいます。そのため、本人のやる気次第ではどこまでも行ける環境にはなっています。やりがい、働きがいのある人ほど昇進、昇格します。

風通しは良いと思うが、管理者のマネジメント体制により雰囲気が異なる。組織体制・コミュニケーション:横の繋がりは取りやすい

引用元:ライトハウス

リストラが多い

中外に限らずですが、今の製薬会社はコストカットに動いています。仕事をどんどんCROなどの下請け会社に流していますでの、これから中外に転職するのは徐々に難しくなる可能性があります。2023年も満40歳以上もしくは再雇用のシニア社員が対象でリストラが行われています。専門職でもほぼ雇用形態問わず同じ一定の傾向です。

27日、40歳以上の社員について早期退職を募り、374人の応募があったと発表した。退職は2023年6月30日付。薬剤費の抑制などで事業環境が厳しくなっており、構造改革を進める。

対象は2023年12月末時点で満40歳以上の正社員など。退職人数は定めず、2023年4月3日〜21日に募集したところ374人が応募した。応募者には退職金のほか特別加算金を支給し、外部の専門会社による再就職支援サービスを提供する。

奥田修社長は「医療費、薬剤費の抑制が加速しており、後発品やバイオシミラーの参入によって経営環境は厳しい局面を迎えている」と指摘した上で、「2030年に掲げる研究開発の成果倍増と、1年に1個のグローバル製品の発売という高い目標を実現するためには大きな変革が必要だ」と説明した。

業績への影響としては、2023年第2四半期に特別加算金などを含む約104億円を計上する予定だ。2023年12月期連結業績予想への影響は軽微としている。

引用 : nikkei

入社難易度、面接選考

入社難易度は高いです。職種にもよりますが中外はなかなか求人掲載がないため、採用枠も少ないため、激戦になりやすいです。未経験だと苦戦しますが、経験者であれば何歳でもチャンスはあります。企業研究、調査をしてから面接をしましょう。面接では職務スキルと経験を一番重視して採用を決めます。職種により医療現場の経験がある薬剤師や看護師だと優遇される可能性があります。

選考難易度3.8/5

引用元:就活会議

平均年収

最新の給与水準、制度は基本的に極めて高く、正社員だと1000万円以上が可能です。これは賞与、ボーナスを含めます。しかし契約社員や派遣社員の場合は大きく下がる傾向にあります。月給は正社員であればかなり高いです。30歳くらいから延びていきます。転勤などの関係もありますのでこれも考慮しましょう。先輩などを見ていると昇給していくケースはまちまち。チームで若手でも責任ある仕事を任されると上がっていきます。

中外製薬株式会社の平均年収は1046万円、年収範囲は600~2100万円です(46人の正社員の回答)。年収・給与に関する口コミを53件掲載中。

引用元:ライトハウス

離職率、勤続年数

中外製薬は離職率は公表されていませんが、平均勤続年数は16年程度となっており、在籍期間はとても長く、安心して就業できる環境にあります。満足度はとても高いと言えるでしょう。運営会社はテレワークも推進しており、快適になってきてはいます。普通の真面目な研究員が多いため文化は落ち着いており新規の方でも安心して患者への新薬や医療機器の仕事に本当に打ち込めます。ライフスタイルも安定するでしょう。担当者はビジネスに集中できます。

平均勤続年数. 16年10ヶ月

引用元:中外製薬

福利厚生がやばい

さすが大手企業ということもあるのですが、福利厚生や待遇の充実度、サポートは群を抜いています。教育研修制度もありあまり入社後にギャップはないでしょう。口コミサイトの回答者を見ても問題なく不満はほとんどない様子。残業代や交通費の支給もあります。育休や産休もあり女性に十分優しい条件です。女性社員の雇用にも優しいです。

諸手当福利厚生手当、外勤手当、遠隔地エリア手当、スマートワーク手当、通勤費全額支給ほか
休日・休暇完全週休2日制(土・日)、国民祝日、年末年始、フレックス休日(年間4日)、年次有給休暇(初年度18日、最高23日まで)、慶弔休暇、ゴールデンウィーク休暇、出産休暇、ステップアップ休暇、ボランティア休暇ほか
その他住宅貸付、一般貸付、財形貯蓄、社員持株会、ウエルネットクラブ(共済会)、独身寮、社宅、テニスコート、グラウンド、全国各地のリゾート施設に契約加入、社会保険完備

減収の流れ

2022年の収益を見ると、大手の中で中外製薬だけは運営では減収の流れに乗っています。2021年頃から起こっておりこの流れが一時的なものか、長期的なものかはまだ結論が出ません。企業の決算データを基に「直近四半期の業績」に焦点を当て、前年同期比で増収率を算出。対象期間は22年5~9月の四半期としています。同じ医薬の同業者も見た感じ大変な傾向です。プロジェクトやソリューションで補助などの仕事しかしていない方はリストラのリスクもあり。

増収率
武田薬品工業18.6%四半期の売上収益1兆23億円
第一三共23.2%四半期の売上収益3275億円
アステラス製薬16.9%四半期の売上収益3804億円
中外製薬-21.6%四半期の売上収益2253億円
中外製薬が製薬大手9社で「独り負け」の2桁減収、要因の「薬品」とは | ダイヤモンド 決算報 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

激務

残業時間もそれほど多くはありません。そのため、他の内資の大手企業に比べると勤務時間は明らかにホワイトカラーの会社と言えるでしょう。そのため、重労働でつぶれていくリスクはほとんどありません。全体の残業時間は15時間~20時間程度となっているため、かなり恵まれている環境にあると言えるでしょう。意味のない残業をしていると、マイナス評価につながっていく風潮があります。ワークライフバランスはそこそこです。担当は有給の休暇消化率、取得率は高いです。

残業時間(月間). 24.7 h.

有給休暇消化率. 57.2 %.

引用元:Openwork

女性の働きやすさ

女性はとても働きやすい環境にあります。これは時短勤務や育児休暇があるためです。そのため子育てをしながらも仕事ができるような環境がしっかり構築されています。また近年はリモートワーク化が進んでいるため、会社全体としてもスモールオフィス化が進んでいる状態になっています。今後は恐らくもっと働きやすい環境が構築されていくと予想されています。有給休暇も比較的取りやすい環境です。人間関係もそこそこ良いです。

薬剤師が中外製薬へと転職する方法

以上のように中外製薬には逆風も吹いていますが、転職したがる方も多いです。それでは中外製薬に転職をしていくにはどうしたらいいでしょうか。以下のような特徴を抑えて転職するのがいいです。今すぐ将来的なプランを考えて内定を勝ち取りましょう。求人情報はそれほど出ていないので大事にしましょう。全員うまく求めてマッチングしていくには対策が必須。立地も目立つため良く駅ちかの距離で働ける環境です。

内資系

中外製薬は日本の会社ではあるので、日本人社会がとても馴染む人には向いています。また会社のグループの規模が総合してみても大きいので、社内で異動も可能です。ルートセールス、生産技術、エンジニア、総務、経営企画、人事、営業、MR、企画、生産管理、マーケティング、事務などの別のあらゆるキャリアもあります。それも厳しければ転職して未経験分野へ挑戦も可能でしょう。金融、機械、不動産、通信、食品、IT、電気、農林、福祉、化学、建設、水産、団体職員など市場で働く領域は自由で多くあります。

最高レベルの給与水準

中外製薬は平均年収も高く1100万円台になりますので、薬剤師の平均年収である500万円を超えています。管理職になれば1000万円越えも当たり前になります。そうなるためには積極的なチャレンジ精神が求められるでしょう。中途半端な人は少なく、若い、知識もある優秀な研究員がたくさんいます。

管理能力

製薬会社は自社の業務をどんどん外注していますので、外部会社の業務や納品物を管理する能力が求められるようになっています。スケジュール管理、品質管理、さらには交渉や外注費用など色々な面における管理能力を求められるでしょう。年代によって明確なキャリアプランを常に考える必要があります。

狙い目の職種

薬剤師が転職するとなれば、臨床開発(CRA、DM、薬事)か研究開発(研究職)がねらい目になるでしょう。どの職も専門性が高いため、今までのキャリアの延長で仕事ができるような職種を狙うのがポイントです。未経験でも採用してくれる部門は存在します。

どうやって求人を探す?

製薬業界の場合、そもそも一般の求人サイトでは求人がないケースがほとんど。専門の転職エージェントに登録したほうが紹介をもらえるので登録することがおすすめです。専門性が高いので、専門で取り扱っているエージェントが最適です。コンサルタントにより面接対策をしっかりしてもらってから面接できます。

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