ファイザーの評判はやばい? 企業の早期退職、会社の離職率、年収、口コミ、転職採用の調査一覧

企業評判

ファイザー株式会社の企業の口コミや社員の評判、採用、年収、社風、やりがいなどの情報をまとめて一覧で転職について参考に紹介します。世界で最も成功している製薬会社であり、給料もとても高いことで知られています。社員も非常に能力の高い方が多く、この会社に就職を目指していく方がとても多いです。そのファイザーはやばい会社なのでしょうか?会社の評判をかき集めてみました。

ファイザーの会社概要、基本情報

ファイザー株式会社は医薬品メーカーでアメリカの企業で、ニューヨークで創設されました。1849年にチャールズ・ファイザーによって設立運営され、最新では世界で最も成功している会社になります。日本支社はオフィスが東京都渋谷区代々木にあります。グループ会社もあり人気のある製薬会社です。充実した会社経営ができています。協和キリン株式会社、中外製薬株式会社などが競合他社にあります。機会があれば後で求人を見てみましょう。要件の点で問題なければ応募できるはずです。取りあつかいをしているエージェントは多いです。

会社名Pfizer Inc.
本社所在地アメリカニューヨーク州ニューヨーク
設立1849
資本金82,190 Million US$
売上金67,425 Million US$
従業員数103,700
平均年収1069万円
グループ会社
(日本拠点のみ記載)
Pfizer Japan Inc.
Pfizer R&D Japan G.K.
Pfizer Global Supply Japan Inc.
業種医薬品開発
URLHome

世界の製薬会社売り上げランキング 2022

2022年度の世界の製薬企業売り上げランキングではファイザーは世界一位となっています。ファイザーは世界で最も儲かっている会社です。日本のトップである、武田薬品工業株式会社、アステラス製薬株式会社、第一三共株式会社、イーライリリーなどよりも売り上げは上です。総合して最大級の会社で臨床試験の支援や開発、研究開発全てにおいてずば抜けています。仕事が大変ですが自社ビルを持ち、手厚い手当があります。大企業でノバルティスファーマなどに並ぶ会社です。

No会社売り上げ
1ファイザー812.9億ドル
2ロシュ687.0億ドル
3アッヴィ562.0億ドル
4J&J520.8億ドル
5ノバルティス516.3億ドル
6メルク487.4億ドル
7GSK469.1億ドル
8ブリストル463.9億ドル
9サノフィ446.7億ドル
10アストラゼネカ374.2億ドル

引用元 : Answers

ファイザーの主要商品一覧

ファイザーは世界一の製薬会社と言うこともあり、コロナワクチンを筆頭に、オンコロジー、希少疾病など今まで主力新薬製品が沢山出ています。一覧は以下のようになります。新卒でも中途でも溶け込み、売上に貢献しています。教育や研修もしっかりあり、担当者は1人でしっかり能動的な行動を求められるでしょう。

  • アムバロ配合錠「ファイザー」 – 高血圧治療薬
  • ノルバスク(アムロジピン) – 長時間作用型カルシウム拮抗薬。高血圧・狭心症治療薬。
  • カルデナリン(ドキサゾシン) – アドレナリンαブロッカーであり高血圧治療薬。
  • リピトール(アトルバスタチン) – HMG-CoA還元酵素阻害薬
  • ジスロマック(アジスロマイシン) – マクロライド系抗菌薬
  • ユナシン-S(スルバクタム・アンピシリン) – 注射用ペニシリン系抗菌薬
  • スルペラゾン(スルバクタム・セフォペラゾン) – 注射用セフェム系βラクタマーゼ阻害剤配合抗菌薬
  • ザイボックス(リネゾリド) – VREおよびMRSAに効果を持つ抗菌薬
  • ハルシオン(トリアゾラム) – 超短期型睡眠薬
  • ソラナックス(アルプラゾラム) – 緩和精神安定剤
  • ジェイゾロフト(セルトラリン) – 抗うつ薬
  • イフェクサー(ベンラファキシン) – 抗うつ薬
  • ガバペン(ガバペンチン) – 抗てんかん薬
  • セレコックス(セレコキシブ) – COX-2選択性の非ステロイド性消炎・鎮痛剤
  • ポンタール(メフェナム酸) – 旧ワーナー・ランバートの製品で鎮痛・消炎・解熱剤
  • バイアグラ(シルデナフィル) – ED治療薬
  • チャンピックス(バレニクリン) – 経口禁煙補助薬。ニコチン受容体部分作動薬
  • キサラタン(ラタノプロスト) – 緑内・高眼圧症治療剤。PGF2α誘導体
  • ザラカム(ラタノプロスト+チモロール) – 緑内障・高眼圧症治療剤
  • スーテント(スニチニブ) – 腎細胞癌治療薬、GIST消化管間質腫瘍治療薬
  • リリカ(プレガバリン) – 末梢性神経障害性疼痛治療薬

ファイザーはやばい?これからどうなっていくのか?

ファイザーは世界一の会社と言われていますが、労働環境なども含めてすべて完璧なのでしょうか?以下のような評判もあります。全体的に見ればやばい所はあまりありませんのでホワイト企業と言ってもいいでしょう。在籍している社員の回答、報告を参考にして解説します。

リストラ

これからファイザーへの転職を検討している方はリストラがとても気になるはず。残念ながら現在の製薬会社は人員削減に進んでおり、リストラがかなり活発です。これはファイザーに限らず全体的にも同じ傾向。雇用は常に不安定です。

米製薬大手ファイザーは16日までに、2023年12月期の売上高が前期比4割減となる580億〜610億ドル(約8兆6800億〜9兆1300億円)にとどまりそうだと発表した。従来は670億から700億ドルを予想していた。新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の特需がなくなった反動が大きく、業績悪化が止まらない。人員削減など大規模なリストラに乗り出すこともあわせて発表した。

23年12月期通期の新型コロナ関連製品の売上高は8割減の125億ドルと大幅に落ち込む見通し。従来予想は215億ドルだった。22年はワクチンや治療薬の販売が伸びて全体の売上高も過去最高を記録していたが、一転して大幅減収となる。

23年12月期通期の1株利益も7割減の1.45〜1.65ドルとなる見通しだ。3.25〜3.45ドルとしていた従来予想から大幅に下方修正した。好採算のコロナ関連製品が落ち込むことで、全体の利益率も大きく低下する。

世界各地でコロナ禍が収束し、ワクチンなどへの需要が減っていることが背景にある。主力市場の米国も、米保健福祉省(HHS)によると11日時点でワクチンを接種した市民は700万人と低水準で、全体の人口の2%にとどまっている。

アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け説明会で「世界的にコロナ疲れと呼ぶべき現象が広がっており、反ワクチン派の声も高まっている」と説明した。23年は最終的には22年と同水準となる米国人口の17%がワクチンを接種するとみるが、関連製品の販売不調は止まらない。

コロナ関連製品の販売減を補うため、大規模なコスト削減策に踏み切ることも明らかにした。人員削減を軸に、経費削減を実施する。

ファイザーは22年に血液疾患治療薬の開発会社を買収するなど、M&A(合併・買収)戦略の強化を急ぐ。コロナ特需で膨らんだ手元資金を原資に事業領域を広げる狙いだが、足元のワクチンや治療薬の減少をカバーするまでには至っていない。

引用元 : nikkei

ファイザー日本法人の希望退職者
MR中心に400人超が応募

ファイザー日本法人における大リストラの予兆は、実は2022年初頭にあった。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、ファイザーはコロナワクチン「コミナティ」とコロナ治療薬「パキロビッド」を素早く開発・上市。イノベーションの対価として、21年12月期の売上高は対前年で約2倍の812億ドルと猛烈な成長を遂げた。

5年ぶりの世界製薬トップに返り咲いたファイザーだったが、浮かれることなく22年1月には粛々とリストラの動きを見せた。外電が「米国内で営業職削減」の動きを報じたのである。

グローバル製薬会社の常として、本国の方針に倣うのが各国の現地法人だ。ファイザー日本法人のリストラも、業界の誰もが予想した通りであった。

関係者によると、同社は11月までに希望退職者を募集し、400人超が応募したもようだ。

引用元 : Diamond

臨床開発の仕事は当ブログで紹介している、CRO業界へ流れて行っています。そのため、人材の募集も製薬会社よりもCRO企業のほうが多く、採用率も製薬会社は落ちて行っているのが実態です。

離職率・勤続年数

離職率は公式発表がありませんので不明です。ファイザー製薬の勤続年数は約17年です。17年と言うのはかなりの長い勤続年数であり、ホワイト企業であることを証明していることにもなります。ここまで長く働ける会社はなかなかありません。コミュニケーションを活かして、しっかり働けます。現役の経営陣も多様性を認めておりできるタイプのようです。

平均勤続勤務年数:17.4年

引用元:マイナビ

入社難易度、面接選考

ファイザーは世界の最大手企業と言うこともあり、就職難易度、中途採用の難易度ともにとても高いです。ほとんどの方がトップランクの大学卒業をしている方になっているため、学歴に対してもかなりハードルが高いです。中途採用の場合はグループディスカッションはありませんが、面接にて、スキル経験値がどれくらいあるか細かく聞かれます。企業情報を調べて企業研究が必要です。

ファイザーの就職難易度は60.2で、有名企業427社の中105位でした。

ファイザーの選考フローは下記記載の通りです。

1. エントリーシート

2. WEBテスト

3. グループディスカッション

4. 面接

5. 面接

6. 内定

引用元:シューカツ

福利厚生

福利厚生はかなり飛びぬけています。当ブログで紹介しているCRO企業と比べてもかなりの待遇のよさです。昇給もあり昇格昇進もあります。研修や教育制度もあります。有給休暇も最大級に思った以上に活用できます。優良な会社ですが契約社員や派遣社員などになるとほぼ待遇は落ちます。

福利厚生通勤手当(実費精算)、住宅手当、借上社宅制度
健康保険(ファイザー健保組合)、確定給付企業年金制度
確定拠出年金、定年:60歳(再雇用制度あり)、財形貯蓄制度
社員持株会制度、共済会、
社内制度リフレッシュ休暇、骨髄ドナー休暇、ファミリーサポート休暇、5+4キャンペーン、
産前産後休暇、育児休業制度、保育施設補助、一時保育補助(ホームヘルパー・ベビーシッター補助)、介護休業制度

平均年齢

20代、30代も多くいますが、一番のボリュームゾーンは40代のようです。しかし50代の管理職もたくさんいるようです。外資系ということもあり人間関係も担当で問題がなさそう。年功序列よりはリーダーシップを活かしてフラットに仕事を進めるスタイル。メンバーはある程度実力を活かして目標の達成まで頑張ります。

平均年齢:45歳

働きがいのある会社研究所

平均年収

在籍している正社員の平均年収データは1069万円程度となっており、かなりの好待遇です。給与水準は武田薬品やアステラス製薬、大塚製薬とほとんど変わらないレベルです。役職がついていくと1500万円、2000万円となっていきますので社員のモチベーションもかなり高いものになるでしょう。営業からマーケティング、開発事業部までメーカー全体で高給です。外資のなかでも条件が圧倒的に良く改善もされています。

114人の年収データを集計すると、ファイザー平均年収は1053万円です。 MRの平均年収は1025万円、 営業の平均年収は1100万円、マーケティングは1098万円、開発は1120万円

openwork

激務

一部の部署では、投稿をみるとリモートワークの導入が進んでいることもあり、管理の目が行きわたらず、激務になっていることもあります。これは部署によってかなり大きな差があります。下請け会社の管理業務などもしていることがあり、管理業務の関係で深夜残業をしている社員もいるようです。しかしおおむね勤務時間においてワークライフバランスは対策されており保たれています。残業時間は平均だと15時間から20時間程度で保たれています。有給取得消化率もかなり高いです。満足度の高い外資系企業です。課長など主任になると忙しい様子。

月間残業時間:15.7h

有給消化率:61.6%

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女性が働きやすい?

女性が働きやすい制度が整っています。ファイザーでは時短勤務制度があり、さらには勤務地が選択できる制度もあるため、家庭の事情を考慮した勤務ができるため相当恵まれている会社と言えるでしょう。女性が働きやすいと言えるもう一つの理由はリモートワークの導入です。リモートワークの導入が進んでいるため、家事も両立できるようになっています。性別は全体では男性が多い会社です。

女性は非常に働きやすいと思う。産休や育休、問題なく取得できるし、嫌な顔をする人もいない。昇進も女性が有利に思われる。

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社風、評価制度

社風、カルチャーは強みとして、ダイバーシティが会社全体で推進、取り組みされています。またプロフェッショナルな甚大が多い一方で、評価基準は上司、部署などで結構ギャップがありばらついているようです。やりがいのある体制作りが求められるでしょう。良い評価も悪い評価もあります。挑戦できる風土があり、希望でキャリアアップ、異動制度もしっかりあります。雰囲気はややまったりしています。

ダイバーシティが進んでおり、女性の管理職登用が進んでいる。直属上司によって評価基準がバラバラであり上司に媚びを売るMRもいた。

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薬剤師がファイザーへ転職する方法はある?

以上のようにファイザーには逆風も吹いていますが、転職したがる方も多いです。それではファイザーに転職をしていくにはどうしたらいいでしょうか。以下のような特徴を抑えて転職するのがいいです。関連企業で勤務していれば実態も把握しておりわかりますがあまり知らない方は最初はいくつか参考にしてください。競争力の高い会社なので今すぐ活動する場合は、各種、情報の収集も必要になるでしょう。

最高レベルの給与水準

ファイザーは給与、平均年収も高く1000万円台になりますので、薬剤師の平均年収である500万円を超えています。管理職になれば賞与もあり、1500万円越えも当たり前になります。そうなるためには積極的なチャレンジ精神が求められるでしょう。働くうえで英語が必須と言えます。やる気のあるスタイルでストイックに出来る人が多い印象。近年は業績も一定で安定しており、企業文化は知識を活かして自由に職務に打ち込めるところで魅力です。

異動も可能

事業のサービスや組織、ポジションは医療だけではなくグループでも独自でとても大きいので社内で異動も可能です。キャリア開発に関して公募など提案して進めることも可能で、経験や実績、環境により必要なら他の新しいキャリアに挑戦もできます。化学など専門職だけではなく経営、人事、営業、事務、企画などの幅広い豊富な領域もありますので活用しましょう。現職があっても製造や機械、建築、介護、通信など異業種だと厳しいでしょう。

管理能力

製薬会社は自社の業務をどんどん外注していますので、具体的に外部会社の業務や納品物を直接管理する能力が求められるようになっています。個人で完全に現場のスケジュール管理、品質管理、さらには交渉や外注費用など今後は色々な面における管理能力を求められるでしょう。

狙い目の職種

薬剤師が転職するとなれば、臨床開発(CRA、DM、薬事)か研究開発(研究職)がねらい目になるでしょう。どの職も専門性が高いため、今までのキャリアの延長で仕事ができるような職種を狙うのがポイントです。未経験でも採用してくれる部門は存在します。

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