薬剤師の転職:クオール薬局の評判はやばい? 会社の口コミ

企業評判

クオール薬局と言えば、薬局の大手に当たり、従業員もとても多いところですので、知名度もとても高いことで知られています。しかしそのクオールはやばいと言われている薬局でもあるのです。どのような理由があるのでしょうか?そして、実態はどうなっているのでしょうか?

クオール薬局の会社概要、基本情報

クオール株式会社は本社が東京都港区虎ノ門に設立された大手の調剤薬局です。上場してグループ会社があり、日本全国広く展開しています。薬局の企業ランキングでも上位に来る会社です。企業情報は以下のようになります。

会社名クオールホールディングス
本社所在地東京都港区虎ノ門4-3-1
設立1992
資本金57億8689万円
売上金1654億1100万円
従業員数5,366名
平均年収537万円
グループ会社クオール株式会社
アポプラスステーション株式会社
アポプラスキャリア株式会社
メディカルクオール株式会社
業種保険調剤薬局チェーンの経営
URLHome

クオール薬局はトップ5のひとつ

クオール薬局は日本の大手薬局の中の一つになります。それもあってか、就職していく薬剤師もかなり多く、認知度も高い企業と言えるでしょう。給料は業界でも普通と言えます。

No会社名店舗数売上高平均年収
1アイン薬局10882638億円400万円~608万円
2日本調剤薬局6502310億円432万円~832万円
3クオール薬局8051532億円418万円~664万円
4なの花薬局416996億円410万円~
5ファーコス薬局218964億円406万円~613万円
引用元 : 薬キャリ

クオール薬局の主要事業内容

クオールグループは主力の調剤事業と医療関連事業をメインに展開しています。そのためメイン事業は調剤ですが、一部ではCSOやCRO業務も行っています。CROに関しては当ブログでも重点的に紹介しています。

売上比率業務内容
調剤83%異業種との業務提携。処方せん送信・お薬手帳アプリの活用
医療関連17%CSO・CRO事業、MRや医療従事者の人材紹介・派遣

クオール薬局の福利厚生・教育制度

福利厚生・教育制度は大手の中ではあまり充実しているとは言えません。しかしそれでも十分な待遇と言えるでしょう。休日はシフト制で120日以上、教育育成、研修制度もありですので成長できます。育児休暇などもあります。

福利厚生カフェテリアプラン、従業員持株会制度、法人契約保養施設、
退職金制度、借上社宅制度(全国・広域コース選択者)、
育児短時間勤務制度(最長小学校1年生まで)、
産業医・健康管理室(保健師)による健康チェック、
ストレスチェック
教育制度社内研修、各種社外研修、海外研修、クオールグループ学術大会

クオール薬局はやばい?評判はどうなっている?

クオール薬局は大手薬局の一つであり、さらには売り上げも多いことから安泰と思われています。しかしやばいとも言われているのです。その理由とは一体何でしょうか?

社風と評価制度

社風は風通しがよい雰囲気で、チームメンバー同士の中は良いという評価です。ただし人事評価制度は部署によって違うこと、上司、マネージャーから気に入られれれば評価は高くなるという点があり、これといった標準の評価基準がありません。やりがい、働きがいがあればあうかもしれません。入社後にギャップを感じる方もいます。

チームワークが良く、風通しの良い環境です。やりたい事があれば、自分から発信して挑戦していくことが出来ます。

引用元:ライトハウス

平均年齢、平均年収

平均年齢は30代で、40代、50代になると管理職が増えていきます。20代などの新卒から働いているスタッフも多くいます。雇用形態も正社員、アルバイト、パートスタッフがいます。平均年収、給与は賞与、ボーナスを加味すると以下のようになります。正社員はまあまあといったところ。しかし契約社員やアルバイトなどはここからかなり落ちますので、不満を持っている方もいます。

企画・事務・管理系:291万円(平均年齢29.7歳)

販売・サービス系:342万円(平均年齢26.0歳)

専門サービス系:385万円(平均年齢31.5歳)

医薬・化学・素材・食品系専門職:407万円(平均年齢29.5歳)

引用元:ライトハウス

入社難易度、面接選考

クオールでは比較的求人情報がいつも出ているため、恐らく入社難易度はそれほど高くないと想定されます。面接前に企業研究、調査をしておきましょう。キャリア職種も総合職、営業、販売、事務など様々ですので、どれが希望か考えておきましょう。小売り、販売、流通、物流などの経験があると優遇されます。エリア希望あれば出しておきましょう。

ノルマはある?

クオール薬局には他の企業でよくみられる過酷なノルマはないようです。

不正請求事件

2017年に不正請求事件を起こしました。一度大手の会社が事件を起こしてしまえば、一生言われるようになってしまいます。これによってクオールはブラック会社のイメージを持つ方も出てきたのです。

日本薬剤師会の山本信夫会長は17日、調剤薬局チェーン「クオール」の薬局で保険調剤に関する不正行為が行われていたことについて、「薬剤師倫理にももとる許しがたい行為。多くの薬剤師、薬局が長年にわたり築き上げた信頼を一瞬にして貶めるもので、百万言を費やしても申し開きができない」とのコメントを発表。職能団体を代表して謝罪した。

引用元 : 薬事

地方は残業が多い

地方は薬剤師の数が供給不足に陥っています。薬局の残業時間は店舗によって異なり、人員の足りている店舗はほとんどありませんが、足りないところは残業がとても多くなります。処方箋に対して、人が不足していれば必然的に業務量が増えていきますので、残業は多くなります。また有給消化、取得率も低いです。

残業時間20h以下. 残業時間(月間). 11.8 h. 有給休暇消化率. 50.3 %.

引用元:Openwork

昇給しない

これは大手の日本調剤でもアイン調剤でも同様に起こってしまう問題です。薬局の最大の問題はとにかく昇給してくれないのです。クオールの場合は毎年3000円程度しか昇給しないため、なかなかやる気が出ないため、辞めてしまう従業員はとても多いです。

ボーナスも基本給×2か月の計算になるのでそれほど多くはなく、近年減少傾向にある。賞与は年2回、昇給は毎年4月で目に見えた昇給はなし。

引用元:Openwork

人間関係

人間関係は薬局勤務の最大のネックになります。狭い空間で同じ面子で長時間仕事をしますから、どうしても相性の悪い従業員がいる場合はもはやストレスばかりの日々を過ごすことににあるでしょう。こればかりは運の問題になります。

クオール薬局の離職率

残念ながらクオールの場合は離職率が高いです。クオール薬局の離職率は11%程度であり、他の大手に比べると3%程度高い傾向にあります。以下のような理由で辞めていく方が多いです。

  • 人数に対して業務量が見合っていない
  • ノルマがきつい
  • 人間関係で困っている
  • 薬剤師不足になっており残業が多い

クオール薬局への転職はエージェントがおすすめ

以上のようにクオール薬局はやばいという噂もありますが、転職したがる方も多いです。転職をする際は転職エージェントがおすすめです。時間がなくて転職活動に時間を使えない方、さらには求人検索が面倒だと思う方には最適です。

求人を持ってきてくれる

転職サービスなどでは自分で求人検索するケースが多いでしょうが、転職エージェントでは担当キャリアコンサルが求人を持ってきてくれますので、楽です。

年収交渉も代行

採用が決まった際には、自分が企業と直接交渉せず、転職エージェントが代行して交渉してくれるケースが多いです。そのため、思ったより年収が上がるケースも多くあります。会員登録をしてアドバイザーと支援サービス、面接対策を受けながら転職活動をすると楽です。面談、応募の代行もしてくれます。

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